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食がコミュニケーションの中心の家

【現代版のちゃぶ台】食がコミュニティの中心としたリノベーション

#415

category : リノベーション 住宅 分譲マンション 造作家具

data : リノベーション RC造 約62㎡

ダイニングキッチンが中心、素材にこだわりなど
分譲マンションのあり方を考えた住まい

個人の生活を大切にしながら共に住まうための空間として食事の時間をキーワードとしてとらえ、ダイニングキッチンを生活の中心にすえた空間をデザインしました。自室や書斎スペースなど自分の居場所をきちんと設けておけば、互いの時間も有意義に過ごすことができます。
居心地をよりよくするために手足に触れる箇所は無垢のフローリングや黒皮鉄などの金属を採用するなど素材を活かした計画にしています。扉は動く壁のように天井までの高さとすることですっきりと開放的なワンルーム的な空間になり、ほどよく気配を感じることができます。
共に住まう時間を味わっていただけるデザインに仕上がったのではないかと思っています。

【聞いて】(依頼主のご要望)
①食卓メインの空間にしたい。コミュニケーションは食卓が多いため。
②清潔感がある空間に。(現状の痛みがひどかったこともあり)
③個室を確保しつつ広がりを持たせたい。

【訳して】(KMAの仮説)
①キッチンとダイニングを一体的にして空間の中心に据え置く。
②明るい色彩。素材感をいかした感じ。
③普段使いする部屋とプライバシーが高めの部屋とのレイアウトを検討。

【最適解】(青写真)
①キッチンとダイニングテーブルを一体的に。
 テーブルは可動式にすることで、空間の縛りを少なくする。
②無垢フローリングをメインに。見た目と身体的にもやわらかな居心地を。
③動く壁として引き込み式の引き戸を採用。フレキシブルな空間を獲得。

【こういう方におすすめ】
普通の材料でちょっとフツーじゃない空間をお求めの方
・既製品のシステムキッチンをアレンジして使ってみたい方
・建具にこだわりたい方
・マンションリフォームで無垢フローリングを使ってみたい方

 

住まいの中心がDKの家

キッチンとダイニングテーブルが一体のプロダクト
 

大テーブルは団らんの中心

廊下からドアを開けると伸びやかに広がるキッチンとテーブル
 

団らん空間と個人空間

キッチン一体型ダイニングで家族団らんの中心に設計
 

既製品キッチンをリノベ

既製品キッチンにカウンターを黒皮鉄ステーでアレンジ
 

手足の触れる材にこだわり

手足の触れる床や扉の材質は素材感のあるものを採用
 

一体的にみせる工夫

キッチン一体型ダイニングを可動式にする。テーブルを自由に設置できるのは実は大切。
 

引き戸で空間が機能する

LDKの開放性と可変性
 

寝室はシンプルな空間に

壁面収納ですっきりと片付けやすく
 

明るさを引き込んた玄関

ガラスの框ドアでLDKの明るさを導入して中廊下型の住戸タイプの暗さを解消した玄関

リフォーム前

3DK。空き室期間が長かったせいか、カビが多発して内装の痛みはひどい。到底このままでは住むことはできない。逆にいえば、リノベーションのし甲斐があるともいえます。

リフォーム前の廊下
 

リフォーム前の廊下

リフォーム前のキッチン
 

リフォーム前のキッチン

リフォーム前の和室
 

リフォーム前の和室

工事中|スケルトン状態
 

工事中|スケルトン状態

工事中|スケルトン状態での状況把握
 

工事中|スケルトン状態での状況把握

工事中|下地施工中
 

工事中|下地施工中